タマムシ出現!

 昨日の17時30分頃、私は興奮してしまいました。校内の戸締りをしていた時、廊下で仰向けになりもがいている「タマムシ」を発見したのです。もう、驚きと少しの恐怖で私はカメラをとりに職員室に降りて、仕事をしている教職員に「タマムシがおるから見にこないかぁ!」と呼びかけてしまいました。すると興味をもった教職員が一緒に現場に駆けつけてくれ、勇気ある瀬村先生がタマムシを救出してくれました。元気であるいたり時々羽を広げて飛ぼうとしたり…、私はその瞬間一目散に逃げていました。ちょっと気持ち悪いけど、今まで図鑑の世界でしか見たことのないタマムシの出現に私は興奮状態で、数名の教職員も共感してくれました。ところが、職員室に戻ると数名の教員がタマムシに全く興味を示さず仕事を続けており、私は「なんで見に来んかったの?」と尋ねると「そんなの珍しくありませんよ」と返答がありました。「エーッ、ウソやろ!」私より若い20代の先生が、しかも同郷(但馬出身)の先生がいっぱいいると言うのです。私は一人で興奮している自分が少し恥ずかしくなりました。しかし、私の中では幻の昆虫でした。こんなに美しいタマムシに偶然にも学校で出会えたこと、そして救出できたこと(私が救出した訳ではないですが…)は、きっと播農に何かいい事があるんじゃないか?と思いました。恩着せがましいですが、タマムシの恩返しにちょっと期待しています。