寄宿寮(玉丘寮)Dormitory

寄宿寮(玉丘寮)

本校では将来の農業経営者をめざし、同じ目的の若人たちとの仲間づくりと心身鍛錬のため、寮教育を行っています。

名前の由来

「播磨風土記」賀毛郡楢原理の記述に「玉丘」という地名が見られ、国造許麻(こま)の娘、根日女(ねひめ)の墓が玉で飾られたから玉丘と呼ぶとある。 本校が所在する地域はこの玉丘の里で、近くには周濠を備え全長105mに及ぶ雄大な玉丘古墳があり、根日女(ねひめ)の悲恋の物語を今日に伝えている。 初代校長寺田錦一先生がこの歴史的な地名にちなみ、本校の寮を「玉丘寮」と命名された。

寮訓

誠和 自律 礼儀

玉丘寮について

※入試の受検には、出願資格があります。詳細は、募集要項のページよりご確認ください。

 本校では文部科学省指定の農業経営者育成高等学校として寄宿舎教育を実践している。入寮については、「義務入寮」と「目的入寮」がある。
(1)義務入寮について
   ①第1学年男子生徒は全員、義務入寮とする。
   ②義務入寮期間は概ね4月から10月下旬までの期間とする。
   ③義務入寮では、寮の日課を通して規則正しい生活習慣や学習習慣を整え、
    自立心、自律性、協調性、責任感、コミュニケーション力を育み、
    集団生活での責任や役割を果たすことを目的とする。
(2)目的入寮について
   ①全学年女子生徒及び義務入寮を終了した男子生徒で入寮を希望(継続)
    する者を対象とする。
   ②目的入寮を希望する生徒は、義務入寮の目的に加え、入寮する明確な目的が
    あることを条件とする。目的入寮希望者には面談等を実施して、選考の上、
    許可する。
   ③目的入寮希望者の入寮する明確な目的とは、部活動や農場等での農業学習、
    課題研究等で専門的な知識・技能を向上させ、その実践能力や成果をあげる
    ために入寮し、自主的な活動を行いたい等の目的をさす。
   ④目的入寮に合致しない生徒は、遠方であっても退寮となる。
    ア)寮生活において規則等を守れず、集団生活での責任や役割を果たしていない。
    イ)部活動を中途で退部したり、活動実績を残したりしていない。
    ウ)その他
   ⑤寮の収容人数の関係から、加西市及び以下の近隣地域は目的入寮できない。
    また女子生徒の目的入寮については学年当たりの上限人数があり、希望通りに
    いかない場合もある。

  近隣地域:北播:小野市、三木市、加東市、西脇市
       東播:加古川市、高砂市、加古郡、明石市
       西播:姫路市の一部、神崎郡
       神戸:神戸市の一部

(3)寮生活全般について
   ①寮生は、平日は校内の寮から登下校するが、休日や長期休業中は原則自宅へ
    帰省させる。
   ②寮生活の規則を守れない場合は、教員が生活指導を行う。
   ③発熱等の体調不良や生徒指導の観点から、夜間や休日でも家庭連絡を行い、
    送迎を依頼することもある。 

(4)【参考】令和5年度納入額(寮関係のみ)
    (年額)食費:354,450円  寮費:141,600円  合計:496,050円

日課(平日)

起床・洗面 6:30
点呼 6:40
清掃 点呼後
朝食 7:15~7:50
登校完了 8:05~8:15
SHR開始 8:30
4限終了 12:35
昼食 12:40~13:05
5限開始 13:35
6限終了 15:25
クラブ活動・当番活動 15:40~18:00
夕食 18:15~18:50
入浴(学年別) 夕食後~20:50
学習の時間 21:00~21:30
点呼 21:30
消灯・就寝 22:00

寮生の一週間

  • 日曜日

    21:00までに帰寮し、月曜日に備えます
  • 月~木曜日

    授業や部活動などに精力的に参加します
  • 金曜日

    授業と部活動が終わり次第、自宅に帰省します
  • 土曜日

    自宅にて、家族との時間を過ごします

玉丘寮の生活

  • 炊事当番
  • 食事風景
  • 清掃の時間
  • 洗濯
  • 学習の時間
  • 舎室の様子
  • 入寮式
  • 卒寮式