たかが掃除 されど掃除【全学年】

 今朝の加西市は13℃(午前7時時点)と冷え込みもなく快適な陽気です。朝から小鳥のさえずりが聞こえ、とても清々しい朝を迎えました。こんな日はゆっくり読書でもして家で過ごしたいなぁ…と一瞬思いましたが、今日は金曜日、「あと一日頑張ろう!」と気持ちを切り替えて出勤しました。生徒の皆さんも、朝は様々な自分の心との葛藤があるのではないでしょうか?「休みたい時、しんどい時は無理に学校行かなくていい」というのが今の教育現場の風潮としてりますが、実際に仕事をしだしたらそんな訳にはいきません。嫌でも仕事しなければならず、休んだら多くの人に迷惑をかけてしまうのです。どうしてもしんどい時は休んだらいいと思いますが、ある程度は弱い心に打ち勝てる強さも高校時代に備えてほしいと思います。

 さて昨日はお昼に校内を巡回し、掃除の様子を見て回りました。本校はお昼のSHR後に約10分間の掃除を行いますが、今年度は生徒指導部の先生方の働きかけもあり「掃除をしっかり出来る播農生にしよう!」とこれまで以上に力を入れて取り組んでいます。私もこの生徒指導部の取り組みに大賛成!播農生には、掃除をしっかり取り組める生徒、ゴミを見つけたらさりげなく拾える生徒になってほしいと心から願っています。掃除やボランティアなどの奉仕活動は、成績などに反映されるものではないけれどこうした活動こそ、その人の本質が現れる。勉強や部活動も大切ですが、人のために頑張れる生徒になってほしいのです。掃除をすれば自分の心も美しくなり、自分の心も磨かれます。私も時間を見つけては校内の掃除をしていますが、「たかが掃除、されど掃除」生徒の皆さんも是非掃除にこだわりをもち取り組んでくださいね。