乳牛にかける熱い想い…【酪農コース】

 昨日の放課後、私は畜産科の酪農牛舎に足を運び、乳牛の搾乳や飼養管理を行う生徒たちの様子を見させていただきました。牛舎に入ると、飼槽へ濃厚飼料(トウモロコシや大豆カス等を含んだ栄養価の高いエサ)や粗飼料(乾草やサイレージなどの繊維質を多く含むエサ)を手際よく黙々と給餌する生徒の姿があり、私の存在に気づくと「こんにちはーっ!」と遠くからでも大きな声で挨拶し出迎えてくれました。本校は農業高校…、放課後でも農場当番実習(時間外総合実習)があり、事前に決められた学年縦割りのメンバーで一週間連続で各コースごとに農場実習が行われているのです。

 「なんと良く動く生徒たち…」私は、給餌、牛の誘導、除糞、搾乳準備や搾乳、子牛へのミルクづくり等、牛舎の中で目まぐるしく実習に取り組む生徒たちに感動を覚えました。その一方で、牛舎の片隅で先輩らしき生徒が1年生にロープの縛り方をレクチャーしており、乳牛クラブの生徒たちが活動していました。また、本校酪農コースでは、4/14(金)~15(土)に静岡県御殿場市で開催された第10回全日本ブラック&ホワイトショウに自慢の乳牛2頭を出品し、未経産の高校生部門で全国ナンバー1の称号をいただきました。そのため、生徒たちが新聞社からの取材も受けており、乳牛舎の中は活気に溢れていました。私の傘が牛にむしられ破壊されるというハプニングもありましたが、今日も生徒たちの姿から元気をもらいました。酪農コースの皆さん、今日は楽しい時間をありがとうございました!