スィート カメレオンの調査・研究【野菜コース】

 今日も朝から太陽がサンサンと照り付け、日中はグングン気温が上昇しそうな陽気です。私は、朝の天気予報で最高気温が26℃になる情報を入手して、今日は半袖カッターシャツに戻そうと決意しました。いやぁ…、その判断が功を奏し、日中も快適に仕事ができました。しかし、明日は雨が降るようですし、明後日以降は一気に気温が下がるような予報になっています。体調不良による欠席も増えていますが、天気予報を見ながら適切な制服の着こなしができるようにしてほしいと思います。

 さて以前(7月頃?」にもインスタグラムで3年農医業経営科野菜コースの「課題研究」でパプリカ栽培に取り組む生徒を紹介しましたが、たまたま校内を自転車で移動中にパプリカの収穫を終えた二人の生徒に出会いました。宮川凜音さん(市川中出身)と宮本己々華さん(加古川中出身)の二人です。カゴの中には、赤や橙、黄、白などのカラフルなパプリカが収穫されており、「天気もいいし、これはいい写真が撮れる!」と写真を撮らせてもらうことに…。7月にお邪魔した時は、ずべて白色のパプリカだったのですが、その時に「このパプリカは最初は白だけれど黄色→橙色→赤色と変化していくんですよ」と教わっていました。「へぇ~、そうなんだ…、また見に来るね」と言いながら秋を迎え、偶然にも色づいたパプリカに遭遇できたのです。このパプリカの品種名は「スィート カメレオン」と言うそうで、収穫のタイミングで色が変わることをうまく表現した甘味の強いパプリカです。早速、生徒たちはそれぞれ色の違うパプリカを袋詰めし職員室でアンケートと共に配布…。先生方に各家庭で調理してもらい、色によって食味や風味の違い等についてアンケート調査の依頼をしていました。

 「いやぁ…、興味深い!」私の憶測ですが、当然収穫時期が遅くなって完熟したパプリカ(赤色)になるほど、甘味や風味が高い、完熟していないパプリカ(白色)は歯ごたえが良いと予測しますが、実際はどうなんでしょうねー。糖度計などを使用して化学的な分析もしながら調査してみるのもいいですね。3年生の課題研究もそろそろ結果を出し、なぜその結果になったのか考察しまとめていく時期に差し掛かってきました。3年生の皆さん、頑張って調査・研究を進めていってください。