タマネギの種まき全集中!【作物・農業機械コース】

 今朝の加西市は21℃(午前7時時点)とよく冷え込み、朝から久しぶりにすっきりと晴れ渡りました。こういう天候になると、収穫前を迎えるイネが一段と輝きを増し、道端に生える赤いヒガンバナとのコントラストが秋の訪れを感じさせてくれます。寒暖差が激しい季節の変わり目ですので、生徒の皆さんは天候や気温に応じた制服の着こなしをして体調管理に努めてほしいです。今日で9月の平日も終了…、明後日10月1日(日)は本校の第58回目の創立記念日です。生徒にとっては日曜日と重なったので生徒休業の恩恵は受けられませんでしたが、播磨農業高校の沿革や歴史に少し触れる一日にしてもらえると嬉しいです。

 さて昨日、3年生農業経営科作物・農業機械コースの「総合実習」では、ビニールハウスの中で玉ねぎの種まきが行われていました。私も作物・農業機械コースでの勤務経験がありますので、その光景を見て「懐かしいなぁ…」と感慨深く見学させていただきました。普段は明るく楽しい3Mですが、種まきをしている時は集中していてほとんど言葉を発しません。小さな種を約1cm間隔で規則的に並べる実習を生徒たちは全集中で取り組んでいました。今後、約1カ月後には玉ねぎ苗として一般販売し、残った苗は本校圃場で栽培していく予定です。本日種まきした品種は晩生の「もみじ」でしたが、一週間前に種まきを終えた早生品種「七宝早生」はすでに発芽して幼苗になっていました。玉ねぎの赤ちゃんですね。生徒の皆さん、この細いネギのような苗が玉ねぎになっていく様子を是非とも観察していきましょう!