購買でのひととき…【玉丘寮】

 昨夜インスタにも投稿しましたが、玉丘寮で生活する寮生にとって切っても切れない大切な人物がいます。平日の夕食後18時45分~19時15分の30分間しか開店しない幻の購買を切り盛りする石井さんです。この写真を見て、「懐かしい…」「お元気そう…」など嬉しく思う卒業生も多いかと思いますが、石井さんは本校の玉丘寮だけのための購買運営を約50年間続けておられ、現在82歳を迎えられています。もちろん、私も高校時代でも大変お世話になり苦しい寮生活の中における数少ない楽しみの時間でした。当時は、ご夫婦で運営されておりラーメンやうどんも1杯100円とかで販売してくれ、週末限定で焼きそばや焼うどんも作ってくださり、1年生は食べれないのですが上級生になって購買でラーメンや焼きそばを食べるのが寮生のステータスでした。現在は、寮生の数も大幅に減少しお菓子、ジュース、アイスクリームなどの販売だけですが、昔と変わらず非常に元気に温かく生徒たちを迎えてくださっています。生徒の中には「石井さんは寮生にとって脊髄だ!!(要は、無くなれば死んでしまう)」と言い放つ生徒もいて、その存在の大きさが分かります。昨夜も、購買にお邪魔すると生徒たちが嬉しそうに石井さんに絡みながら、アイスクリームやジュースを購入…、昔と変わらない光景がそこにありました。

 石井さん、玉丘寮の生徒のために長年購買を守り続けてくださり、ありがとうございます。82歳と聞いて驚くほど肌ツヤもよくお元気ですが、いつまでも玉丘寮の購買を守り続けていただきたいです。