16時30分の酪農牛舎(酪農コース)
1学期も残すところ10日ほどとなりました。期末考査が終了したこの時期は、生徒たちは少し開放感がありホッとするのですが、各先生方は生徒たちの1学期の評価をつけることで非常に忙しくされます。また、この夏は農業クラブの県大会、近畿大会の運営が控えるため農業部の先生方を中心に尋常でない忙しい時期となっています。蒸し暑さも加わり先生方の疲労の蓄積が心配されます。私は「休める時は休んでください」と先生方に無責任なことを言うけれど「休みたいけど休めない」というのが本音なんだろうと思います。私も農業クラブの事務局運営の経験がありますが、この事業を乗りきる労力は計り知れないものがあります。先生方には、睡眠時間だけは確保してもらい行事終了後にはしっかりと体を休めてほしいと願います。
さて昨日の16時30分頃、私はインスタネタがないかと酪農牛舎へお邪魔しました。搾乳実習が終了し、運動場内の除糞が多くの生徒たちで行われていましたが、その傍ら子牛に哺乳する生徒や牛を洗う生徒たちの姿も見られました。生徒たちの牛への眼差しがとても優しく、今日も癒されました。農場当番の最後は酪農牛舎に集合して「当番引継ぎ」が行われており、先週の当番生と今週の当番生が整列して一週間の振り返りがありました。生徒たちが実習していて感じたことや課題、引継ぎ事項を自分の言葉でしっかりと話をしており、畜産科スゴイ!!!と感動を覚えました。こうした引継ぎが脈々と続く伝統こそが畜産科の強みであり、単に実習をこなすだけでなく観察力、表現力、そして社会で通ずる人間力が身についていると感じました。生徒の皆さん、お疲れ様でした!
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