生徒による命の授業【畜産科】

 今朝の加西市は25℃(午前7時時点)と蒸し暑く、まだまだ真夏を思わすような暑さが続いています。学校でも朝からエアコンに頼らざるを得ない状況が続いており、私もいつまでも半袖シャツから衣替えしようという気にはなりません。急にまた「寒い、寒い!」と言うようになるのでしょうが、早く涼しくなってほしいと願うばかりです。

 先週から本校では体調不良者が続出しており、今日も朝から欠席連絡の電話が鳴りやまない状況がありました。県教委や学校医と相談した結果、先週の2年生農業経営科に引き続き、本日は1年農業経営科と2年園芸科の学級閉鎖に踏み切りました。2学期がスタートし間なしですが、非常に心配です。マスクを着用する生徒も目立つようになってきましたが、3年生は就職試験真っ只中であり、各自で感染防止対策をしっかりしてほしいです。

 さて一昨日、本校畜産科に三田学園中学校の2年生が8名来校されました。道徳の授業の中で「命」についての学習をされるのですが、是非本校の畜産科の現場を見たい…と先生が連れて来られたのです。この依頼を受けて、本校の3年生5名が先生役になって農場を案内するところからスタート…。乳牛舎→肉牛舎→豚舎→鶏舎を順番にめぐりながら、その家畜の特性や生涯について説明していきます。また、牛のブラッシングを交えたり、クイズを行うなど中学生により畜産について理解してもらう工夫が随所に見られ、生徒たちの学習プランは完璧なものでした。最後は、ミーティング形式で中学生から高校生へインタビューが行われ、中学生の素朴な疑問に的確に答えており感心しました。休日にも関わらず、この日のために計画し運営してくれた生徒たちはホントにスゴイ!!私は、とても誇らしい気持ちになりました。

中学生の皆さん、播磨農業高校に来てくれてありまとうございました!中学生にとって今日の体験が「命」の学びに活かされるならば私たちもこれほど嬉しいことはありません。是非、また学校にお立ち寄りください。