楽しく学ぶ校外バス研修!【59回生・園芸科】

 今年度もPTAより補助金をいただき、1,2年生は各科ごとに校外研修をさせていただいております。昨日は、1年園芸科の一日校外研修が行われ、「神戸フルーツフラワーパーク大沢」および「高見園芸」へ向かい私も同行させていただきました。この日を楽しみにしていた1Hの生徒たちは、誰一人体調不良者なくこの研修の日を迎えました。インフルエンザや新型コロナウイルス感染が流行していてもこのクラスは関係なくほんとに元気…、「こうした行事を楽しみにできるクラス、休まないクラスって素晴らしいな」と感じています。

 1つ目の訪問先である「フルーツフラワーパーク」では、まず梨狩り体験からスタート!農園を管理する津村さんから梨狩りの説明を受け「いくらでも食べてください!」と時間内食べ放題宣言を受けますが、品種名「豊水」は大きくみずみずしく、美味しいけれどそんなに多く食べれるものではありません。生徒たちも美味しそうに梨をほおばっていましたが「もう食べれません。お腹タプタプです…」と2個ほど食べてギブアップしていました。しかし、果樹園で食べる梨の味は別格の美味しさで、私も秋の実りを満喫しました。その後、代表取締役の高山様から直売所やレストラン経営に関する説明を受けた一行は、様々な流通の仕組みや6次産業化の流れについて新たな学びを得ました。昼食を含めしばらく園内を自由行動した後、2つ目の訪問先である「高見園芸」へ向かいます。本校園芸科が何かとお世話になっているハボタン苗等を生産されている高見昌伸さん…、私の高校時代の一つ下の後輩でありその活躍ぶりは聞いてはいましたが、実際に初めて見させていただき衝撃を受けました。ハボタンのオリジナル品種(マルモドルチェやモカシリーズ)などを品種登録されて、ここでしか生産できない付加価値の高いハボタンを生産されていました。「少々高くても欲しい!!」と全国の園芸家から支持されています。娘の菜々穂さんも元播農生で、私と深い関わりのある教え子ですが、現在は高見園芸の主力となり家業を支えている様子が伺え嬉しかったです。

フルーツフラワーパーク大沢」および「高見園芸」の皆さま、昨日はお忙しい中時間を割いて私たちの研修にご協力いただきありがとうございました。校内では得られない知見をもとに、生徒たちの果樹や草花への興味・関心がより高まったに違いありません。本当にお世話になりました。