田植えスタート!【作物・農業機械コース】

 梅雨の中休みとなった本日、午後からは太陽が顔をのぞかせ気温が上昇しました。それでも、昨夜降った雨が上がりグラウンドも乾いてきて、体育祭の舞台は整ってきました。明日は通常の体育祭を行う予定ですが、最新の雨雲の動きをみながら、若干巻き気味の運営を行うかも知れません。いずれにしても、水分やタオル、帽子等の熱中症対策を万全に行い、今夜は早めに休むようにしてもらいたいと思います。

 さて、作物・農業機械コースでは本日より「田植え」がスタートしました。春先から、水路の溝掃除、畔ぬり、土のうでの水利確保、水入れ、そして代かきなどの実習を経て、また一方でイネの種まきを行い育苗管理を行ってきた生徒たち…、今日は待望の田植えとなったことでしょう。午後からは、科目「課題研究」のお米班の生徒たちが、教員の指導を受けながら自らの手で田植え機を操縦し田植えを行っていました。

 田植え機中央のセンターマークやサイドのマーカー線を見ながら、生徒は真っすぐに苗を植え付けており「やるなぁ…」と思いながら見させていただきました。本校のお米はヒノヒカリ(うるち米)と山田錦(酒米)の2種類を栽培しておりますが、約15年前より全国の農業高校で初のJAS有機認証を受けておりその品質は農業高校でも随一です。田植えは来週以降も続きますが、今年も生徒たちの手によって安全・安心で美味しいお米ができると思うと今から収穫がとても楽しみです。作物・農業機械コースの皆さん、田植え後も草刈りや水管理など大変な実習が続きますが、これからも頑張ってください。