校門花壇を彩る…【草花デザインコース】

 昨日の体育祭から一夜明け、その余韻が冷めないやらない週末となりました。私は昨日の体育祭閉会式で体育祭の欠席率が非常に低かった生徒たちを讃えつつ、「今週はあと一日あるので、明日も休まずに登校してほしい」と呼びかけましたが、今日は疲れから欠席する生徒が多く見られました。生身の体ですから仕方ないことですが、少し残念に感じました。社会に出ていく一歩手前の高校生…、自身の体調管理はしっかりと出来る人になってもらいたいと願います。

 さて本日、2年生園芸科草花デザインコースの「総合実習」では、本校の玄関口となる正門入口の花壇への花苗植え付けが行われました。植え付け前に、管理機を使用した花壇の耕うん作業について教員からレクチャーを受け、順番に生徒たちの手で耕うん作業が行われていました。また、有機石灰や有機化成肥料、牛糞堆肥を元肥として投入し花苗を植えるベッドを整えていました。

 その後、生徒たちが事前にデザインした花壇苗のイラストを見比べて誰のデザインを採用するかをメンバーで検討していきます。一番良いと思うデザインを「いっせいのーで」で指差し、2つの花壇のうち校門側が伊藤凜さん、校舎側が三木佳音さんのデザインに決定しました。その後、そのデザインに合わせて花苗(ベゴニア、インパチェンス、トレニア)を配置し、丁寧に植え付けていきました。2時間の総合実習の中で、見違えるように花壇が映えスポットになり、それはそれは美しい花壇となりました。

 生徒たちの育てた草花が、こうして花壇に美しく植え付けられ形に残る…、とても素敵な実習だと思いました。播磨農業高校の玄関口がリニューアルされましたので校門を入られましたら、是非ご覧いただきたいと思います。2Hの皆さん、お疲れ様でした!