果樹園マップを片手に…【果樹コース】

 ゴールデンウイークが明け、本日から現実に戻って学校生活が再開しましたね。生徒たちがどんな顔で登校してくるのか心配していましたが、晴れ晴れとした表情の生徒が多く、それぞれ休日を満喫しリフレッシュしたのかな!?と感じました。私はこの5日間のうち2日は仕事…、残る3日間は広島県で寮生活をしている高2の娘が1カ月ぶりに戻ってきたのでさほど遠出することもなく、趣味のランニングと夜の晩酌を存分に楽しみました。さぁ、今週は土曜日が授業参観日で少し長い一週間となりますが、頑張っていきましょう!

 さて私は、本日5,6限目に行われた1年生園芸科の科目「総合実習」にお邪魔しました。農業高校の科目の中でも3年間通して実施する最も重要で中心的な科目になりますが、私も高校時代は最も楽しみな授業の一つでした。4月に入学してまだ3回目の総合実習…、しかも40人の生徒を出席番号順に前半と後半に割り「草花デザインコース」と「果樹コース」に分けて交互に実習していくため、それぞれのコースの紹介からスタートしています。集合点呼場所となる農園管理棟から歩くこと約250m、後半メンバーはまるで遠足にでも出かけるかのように大きなカバンを背負い、校門付近にほど近い選果場に向かいます。インスタを意識している生徒も増えてきて、カメラを向けるとにっこりピース!!とても嬉しかったです。

 選果場では果樹のスペシャリスト池田先生が生徒たちを出迎えてくれ、「GW、何しとったんや~」という日常会話からスタート!!随所に出てくるおやじギャグに生徒たちもリラックスした様子でした。その後、広大な果樹園を果樹園マップを持ちながら歩き、「どんな果樹が栽培されているのか!?」「どんな特徴があるのか!?」を冗談を交えながら説明を受けていました。生徒たちは、真剣にメモを取りながら広い果樹園を一周…、意欲溢れる姿に関心しました。

本格的な各コースでの実習はもう少し先かも知れませんが、いずれ皆さんの手でこの広い果樹園を管理してもらうことになります。今日の気持ちを忘れず、総合実習を楽しんで取り組んでほしいです。