園芸科果樹コース ジャム加工実習

10月4日(月)の2年生5・6限「総合実習」にて果樹コースで栽培したマスカットベーリーAのジャム加工を行いました。手洗いに消毒、煮沸等、衛生面に十分注意して加工実習に取り組みました。まず、事前に煮立てていたブドウを金網で裏ごしし、クエン酸を少量加え、糖度が50%以上となるように計算した砂糖とペクチンを混ぜて鍋にいれて数十分煮立てていきます。適度なとろみがついたら糖度を測定します。50%以上にすることで雑菌の繁殖を防ぎ、安全に提供できるジャムとするためです。その後、煮沸した瓶に詰めていきます。ブドウジャムの瓶が完成したら、製造日誌を記入します。安心安全な加工品とするために、記録を残し、万が一の場合に備えておきます。加工食品の販売にはHACCPの義務化に対応した衛生管理を行う必要があります。衛生管理を徹底し、HACCP認証を受けて販売ができるように準備していきます。