農業クラブ校内大会【全学年】

  今朝の加西市は17℃(午前7時時点)とやや涼しい朝でしたが、太陽の日差しを受けると一気に蒸し暑くなりそうな予感がします。熱中症には十分気をつけていきましょう!私は昨日まで3日間、安全衛生講習をびっちり受講してきました。1日7時間の講習、しかも教員からの一方的な知識の詰め込み学習です。こちらから一切、質問する時間も設けられることなく淡々と進む講義…、「ここは試験に出やすいですよ」とか「ここはもうお分かりですよね」とか試験に出やすいポイントをかいつまんで説明を受けますが、難しくてついていけない。そのうち理解ができなくなると急に睡魔が襲ってきてウトウト…、分からない生徒の気持ちが理解できる学びの機会にもなりました。とても辛かったです。私たち教員は、ただ「居眠りするな!」とか「勉強しなさい!」と言うだけでなく授業の中で生徒に「頑張ろう!」と思わせる工夫や仕掛けをしていく必要があり、テストのための勉強でなく学ぶ楽しさを植え付ける必要があると強く感じる3日間でした。

 さて昨日、農業クラブ校内大会が加西市民会館で開催されました。午前中は各クラスを代表して12名もの生徒が意見発表競技に挑み、農業を学ぶ生徒たちが考える未来の農業に向けた提言、将来の夢などを語ってくれました。また、午後からのプロジェクト発表競技では各コースから7チームの出場があり数年かけて取り組んできた調査・研究の成果を発表しました。いずれも、甲乙つけがたい素晴らしい発表ばかりで、発表者は約370名の聴衆を前に堂々たる発表を披露しました。また、聞いている側の生徒たちも自分のクラス、コースの発表に真剣に耳を傾け、立派な態度でした。1年生は、初めて見る農業クラブの世界でしたが、今後に向けて「来年は自分が…」という気持ちになってくれたのではないでしょうか?

 県大会に出場できるメンバーは限られていますが、この場に立とうとする生徒たちの気持ちを私は買いたいし嬉しく感じています。これからも、挑戦心をもって何事にも取り組める播農生であってほしいです。皆さん、お疲れさまでした!