リンドウを収穫しました!【草花デザインコース】

 昨日午後から本校園芸科2年生の3名を引率し、市内の障害者福祉施設ゆたか会「希望の郷」の圃場へ伺いました。希望の郷では姫路生花市場の方々に協力を得ながら、入所者の皆さんの生きがいや活動づくりの一つとして、昨年度よりリンドウの栽培を始められていました。栽培2年目のこの夏、初めて切り花として出荷できるまでに育ったので「是非、播磨農業高校の皆さんに収穫体験に加わってほしい!」と依頼を受けたのです。

 リンドウという花はどちらかと言えば高冷地(日本では東北地方や長野県等)で栽培されるものなのに、加西市で本当に花が咲いているのだろうか??と半信半疑で現地入りしましたが、青色の涼しげなリンドウが圃場に広がっており生徒たちとともに驚きました。そして、希望の郷の岩本さんにご指導いただき、入所されている皆さんと一緒にリンドウの収穫を行いました。いやぁ、美しい…約90分ほどの実習でしたが、入所者の方々と楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、姫路生花市場の広報担当の方、加西市役所広報課の方からも取材を受け、この取組が今話題の「農業」×「福祉」=「農福連携」にも繋がると興味を持っていただきました。学校内では得られない貴重な体験として生徒たちも大変喜んでおりました。希望の郷の皆さん、この度はお声かけいただきありがとうございました。