除草機をひたすら押す…【作物・農業機械コース】

 「教員の働き方改革」の推進が求められ、先生方には少しでも早く退勤していただけるように働きかけていますが、本校はなかなか進んでいないのが実情です。昨晩も、成績処理等で夜遅くまで職員室に残って仕事される先生方を横目に、私は20時頃に退勤しましたが、まだ多くの先生方が残られていました。本校は寄宿舎を備えており、教員が交代で毎晩の舎監勤務があります。また、祝日も寮の日直勤務や農場当番指導、さらに部活動指導が重なり超過勤務時間が全体的に多いのが実情です。教員によっては、休みがほとんどない先生もいてそいした先生方の善意で回っている現状に「何とかしなければ・・・」と感じています。間もなく、夏季休業日…、もちろん教員は休みではありませんが、家族との時間等をとっていただき少しはリフレッシュしてほしいと願っています。

 さて本日のインスタにも投稿しましたが、今日は危険な暑さの中、作物・農業機械コース3年生の手によって水田の除草が行われていました。本校は全国の高校で初めてJAS有機認証を取得し、安心・安全な米づくりに取り組んでいますが、農薬や化学肥料を使用しないぶん苦労が絶えません。特に雑草を抑えるため、水田除草機で田んぼを何度も走らせる必要があり、これが非常に重労働なのです。生徒たちは、水田に足を取られながら泥まみれになって一生懸命に除草機を押し、雑草を駆除していました。

 生徒の皆さん、ホントにお疲れさま。よう頑張った!!4時間連続での実習をポジティブに取り組んだ生徒たちを心から讃えたい気持ちです。