豚の人工授精【肉畜コース】

 昨日、私は疲れを感じていたため思い切って一日休ませていただきました。土日も含めてちゃんと休めていなかったので、少し罪悪感を感じながら体を休めることに専念しました。それと同時に、我が家で18年半飼育している愛犬の介護をして過ごしたのですが、少し体がスッキリしたように感じます。適度に体を休めないと疲れが溜まった状態では、仕事の効率が悪いだけでなく病気になるリスクも高まります。50歳を超えた今、こうした休みも適宜とりつつ体のメンテナンスをしていきたいと思います。

 さて一昨日、インスタグラムにも投稿したのですが肉畜コースの放課後の農場当番で人工授精が行われました。私はたまたまその現場に立ち会うことができ、ホントにラッキーだったのですが生徒たちがイキイキと活動する姿が見られました。畜産科の生徒たちはホントに意欲的…、赤沼先生が「人工授精やってみたい人!」と呼びかけると複数の生徒が手を挙げて、恐る恐る科人工授精に使用するカテーテルを豚の外陰部から挿入していきます。手の感覚のみが頼りで生徒たちは協力しながら必死になって取り組みます。そして雄豚の精液を注入しだすと、たくさんの見学する生徒たちも食い入るように観察し一連の人工授精が終了しました。うまく妊娠していれば114日~116日間の妊娠期間を経て新たな命が誕生します。うまく受胎していることを願いつつ、楽しみに待ちましょう!