就職差別をなくそう!【58回生】
昨日3学年全クラスを対象に「生き方LHR」と題して就職や進学における差別解消に向けて考える授業を行いました。間もなく就職・進学試験に挑む3年生の生徒たちに就職に係る差別問題について、どのような事象が問題であるかを考えてもらい、差別を許さない態度を身につけてもらうことが目的です。面接官から何気なく質問される内容にも、本人の責任のない事項、本来自由であるべき事項、身元調査や合法的必要性のないことが含まれている場合があります。私もこれまで生徒への模擬面接の中で、生徒の緊張をほぐすために「今日はここまでどうやって来られましたか?」と聞いていました。しかし、生徒の居住地や家庭環境に触れる質問になり不適切であることを知らされ、とても私自身勉強になりました。
授業を終えて生徒たちからも「聞かれたら何でも答えてしまう」「答えないと不合格になるのではないか?」など様々な感想が聞かれました。今日のLHRの中で履歴書の歴史にも触れられ、書類選考や面接選考の在り方についても考えることが出来たのではないでしょうか?来週も「生き方LHR part2」が実施される予定です。3学年の先生方、難しいテーマのLHRですが来週もどうぞよろしくお願いいたします。
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