ブドウの管理実習に大忙し…【果樹コース】

 今日もすんばらしい青空、澄みきった空気…、五月晴れの最高の天気です。紫外線が強いのでその対策は必要で、私も手遅れながら日焼け止めを塗って出勤しています。各コースの圃場では、目まぐるしく生徒や教員が動き回って忙しそうにしていますが、昨日の午後から果樹コースに潜入しました。

 約1カ月前、まだ芽吹いたばかりの小さな芽が伸びて約60cmほどに伸長…、ブドウの実となる花房ができており気温の上昇とともにブドウがグングン生長していました。そんな中、1年生の農場当番生4名が「巻きひげ切り」を行っていました。巻きひげを放置しておくと、あちこちに巻きついて管理がしずらくなるだけでなく、余分な養分も奪われるためハサミで切り落としていきます。生徒たちは、笑顔を絶やさず楽しそうに実習に励み私の絡みにも優しく対応してくれました。ありがとうございます。また、少し離れた圃場では2年生の緒方くんと原田くんが自身の担当列のブドウの整房と誘引を行っていました。二人は農場当番ではありませんが、ブドウの生育状況を見ながら「今日はやって帰ろう!」と自ら進んで実習しているのです。二人に近づき「ご苦労さんやなぁ」と声をかけると「自分のブドウなので頑張れます。販売の日が待ち遠しい!」と話をしてくれました。素晴らしい!!

広い果樹園のブドウの成長に合わせた管理はホントに大変ですが、こうした生徒たちの頑張りによって農場が維持されているんだと改めて感じました。果樹コースの皆さん、みんなで力を合わせてブドウ栽培に勤しみ今年も美味しいブドウを地域の方々に届けてくださいね。