刺激的なお話の数々…【58回生・59回生畜産科】

 昨日、私は畜産科の川﨑先生にお誘いを受けて、1,2年生畜産科の特別非常勤講師を活用した授業にお邪魔しました。講師は、本校と10年近く養鶏を通して様々な形で連携させていただいている(株)野ノ鳥の代表取締役である野網厚詞先生、そして(株)加美鳥代表の石塚竜司先生です。

 野網先生は関西地域や東京に13店舗の焼き鳥店を経営し、ひょうご味どりの美味しさと魅力を生産者である石塚先生らと共に発信しているその道のエキスパート…。経営者、生産者としての情熱と様々なこだわりをもち自身の会社の価値を高めておられます。SNS等を通して事実の積み重ねをしていきながら経営を拡大されており、本校のインスタグラムも「いつも拝見しています。スゴイですねー!」と見てくださっていました。

 生徒たちも背筋を伸ばし、吸い込まれるようにメモをとり話に聞き入っています。そして質問タイムが始まると勢いよく手が挙がり、次々と質問が飛び交いました。野網先生が「ええ質問するなぁ…、ウチで働かんか?」と冗談のような本気のお言葉があるほど、生徒たちは非常に意欲的に質問し、教科書には載っていない鶏の様々な知識や経営上のノウハウを包み隠すことなく教えていただきました。そして、最後は自身の経験から「何かやりたい事があった時は失敗を恐れずチャレンジしてほしい!」など人としての生き方についてもご指導いただきました。

 野網先生、石塚先生、本日はお忙しい中ご来校くださりありがとうございました!生徒たちは今日のお話の中でそれぞれ気づきがあり、今後ますます意欲をもち畜産科で学んでくれるものと思います。私自身もとっても力をいただける機会となりました。今後とも、本校との連携を何卒よろしくお願いいたします。