【夏休み当番実習(出荷編)】

夏休みも終盤に近づいてきました。毎日、家畜の飼養管理に努めている当番生は本当によく頑張ってくれています。当番実習では普段の総合実習ではできない実習内容にも取り組みます。今回は「家畜の出荷編」ということでまとめました。夏休み中に出荷したのは、採卵鶏約160羽、ブタ4頭、ウシ2頭を出荷しました。出荷作業は午前中に行うことが多いため、生徒たちはなかなかその場面に遭遇することができませんが、夏休みということもあり、今回は全畜種の出荷を行うことができました。

    

(ニワトリ編)採卵鶏はケースに6羽ずつ詰めていきます。ニワトリは素早く走って逃げていくので生徒たちは捕まえるのに必死でした。1年生は初めての出荷作業でしたが協力して捕まえることができました。

 

(ブタ編)ブタの出荷時の体重は100kgを超えています。そのブタをトラックに運ぶのはとてもパワーが必要です。今回は2年生の男子生徒が一生懸命に積み込みをしてくれました。その必死さが伝わったのか、とてもスムーズに乗せることができました。

(肉牛編)神戸市場に出荷する肉牛2頭は、1頭が雌の肥育牛、もう1頭が経産牛でした。肥育牛は、本校で生まれた自家産の牛です。33か月齢の間本校で肥育し、無事に出荷することができました。出荷する牛の体重は500~600kgにもなります。暴れたり、興奮させたりしてしまうと牛も、人も怪我をします。生徒らは慎重に、牛をしっかり見ながらトラックに乗せてくれました。

今回出荷作業に関わってくれた生徒のみなさんおつかれさまでした。