生徒による稲刈り実習…【作物・農業機械コース】

 いやぁ、忙しい。忙しすぎる…。農業クラブ全国大会、兵庫県畜産共進会、そして明日は兵庫県乳牛共進会、この週末は小野市でガーデニングフェスタ…、校内ではサツマイモ掘り交流、花壇の装飾、ブドウジャム作り…、校内を歩けば様々な情報が溢れており一日で発信しきれない量です。昨日も午後からブドウジャムを作っている食物実習室へ行きましたが、生徒から「教頭先生、今日は顔が疲れていますよ」と心配されました。生徒たち優しいです。今週入ってから熱はないものの鼻声で健康しか取り柄のない私もどうやら風邪をこじらせました。一昨日もあまり睡眠がとれていない状態だったので、生徒たちの目からそんな風に見られたのでしょう。私も体調を悪化させないように注意しようと思います。

 さて昨日そんなイベント続きの一日でしたが、一番に取り上げたい事が「生徒による稲刈り実習」の内容です。本校では約2.5haのイネを有機栽培していますが、稲刈りも終盤を迎えています。昨日は、3年生農業経営科作物・農業機械コースがコンバインに乗車して酒米(山田錦)の刈取りを行いました。同コースを学ぶ生徒たちにとって、1年間の様々な苦労が報われる最高の瞬間です。黄金色に輝く稲穂を手に生徒たちの最高の写真が撮れました。収穫した酒米は地元酒造メーカーにて日本酒「播農」へと加工される予定です。生徒たちは飲めませんが、20歳になったら是非飲んでください。私は飲みたいと思います。笑