乳牛の削蹄【58回生・酪農コース】

 近畿地方も本日から梅雨入りとなったようで、またジメジメムシムシの日々がやってきます。私は主に職員室にいて空調の効いた涼しい場所で仕事をするので、暑い暑いと言っても恵まれた環境下で仕事をさせてもらっています。しかし、特に農業科の先生方、もちろん実習をする生徒たちは暑い日も寒い日も常に外で実習しなければらなずこれからの季節はホントに大変です。自然相手の農業…、決して無理をし過ぎてはいけませんが、その日の気候と上手に過ごせるようにするのも農業人にとっては大切なスキルです。期末考査一週間前になりました。体調管理に留意して乗り切りましょう!

 さて本日、3年畜産科酪農コースの科目「畜産(乳牛)」では、半年に一度の牛の削蹄が行われました。削蹄師の方が来校され、牛を固定し4つの蹄を手際よくカットしていきます。1頭あたり5分ほどのスピーディーさでドンドンと削蹄していく匠の技は圧巻…。生徒たちも牛の誘導などのサポートをしながらその技術に見とれていました。牛の蹄を定期的に整えることは牛の健康上非常に重要で、乳量にも大きく影響します。本日の削蹄により、牛の歩行も安定しスッキリ…牛たちも喜んでいるように見えますね。生徒の皆さん、お疲れ様でした!